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2024年2月28日 新築現場

後ろに下がる仕事

上市の家の上棟ももうすぐ
玄関の土間を基礎屋さんに増し打ちしてもらう前に土間の中に断熱材を敷き詰めておかないと
土間から熱が逃げて行ってしまう。
そうならないために、コンクリートを打ち足す前に断熱材を敷き詰めなければと、事前に敷き詰めをして準備完了。の予定が、基礎屋さんが打ち込むまでに雨が降ってしまいました。
まあ、それは想定内ではあり、断熱材の隙間は気密テープを張り、テープを張りにくいところはコーキングを打って防水対策も完了と思っていたのですが、一か所コーキングを打ち忘れていたため、確認しに行くと、土間と断熱材との間に雨水が入り込んでしまい断熱材が浮いてる・・・

事前準備1人で2時間ぐらいかかった作業だったので、やった本人としては何とか一部分はぎ取って水を汲みだせないかなど、極力自分のやった仕事から「バック」したくありません。
しかし、このような場合、大抵思い切りバックして大幅にやり直した方が、結果仕事が早かったり、きれいに収まることが多くあります。
しかし、簡単にその決断には至りません。こと職人はとにかく「バック」することが大嫌い。
私も、嫌いです。

何とか、少しの補修で何とかならないか試みようとはしたのですが、あまりうまくいきそうにありません。
その時に、いつも一緒に仕事してくれてる大工さんが、「全部やり替えよう」

このように、めんどくさいことも冷静に対応してくれる人がいるととても助かります。
結果的に、事前の準備が無駄にはなってしまいましたが、のちに「あそこは大丈夫だろうか」
とずーっと気に病みながら仕事を続けていくことを思うと、思い切って断熱材全部はがして、
やり替えてよかったと思います。(結局、バケツ2杯分くらい水を汲みだしました)


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