NEWSイベント・お知らせ

2023年5月31日 新築現場

新築現場 中間検査完了

ただいま、進行中の新築現場の一つが 無事中間検査を終えました
問題もなく終わり、検査員の方に何点か質問をしたり(検査員の方も一級建築士です)
意見を聞かれたりと普段とは変わらない検査の中、やはり話題に上がるのが

「4号建物特例の縮小」

について
特例の縮小については決定事項なのですが、思うところは多々あります
これから建てる建物については、やるべきことだと思うのですが、今までに建っている建物についての情報がほとんど私には入ってきていません

新築のことに気を取られて、リフォームについての情報収集まで気が回らなかったこともありますが、業界にいるのだから何かしら情報がまわってきてもよさそうなもの 
ですが、昨日リフォームの情報誌の方からようやく情報が入りました

聞いた内容を自分の中でまだ整理できていないので 詳しく話すことはまだまだ情報不足でできないのですが、なんか対策を講じとかんとえらいことになりそう ということは理解できました・・・頑張らんといけんです

話は中間検査に戻しますが、この新築の中間検査は第三者機関により行われます
それで、この建物が図面通りに施工されているのかを検査してくれるのですが、よく間違って認識されいるように思います

よく業界の広告などに「第三者機関による検査を行っているのでこの建物は安心です」
のようなことが書かれていたりしますが、これは間違いであると私は思います
検査員の方は確かに、図面通りに施工がされているかは、詳しくチェックをしてくれます
しかし、これはあくまで図面通りにできているかのチェックであって その図面がどれほどの安全性を有しているかまでは検査されるわけではありません

では、その建物の安全性を担保するのは何かというと、「建築士の判断」によります
なので、建物の安全性に責任を持っているものはあくまで建築士
その建物の設計図書に名前を載せている建築士がその建物の安全性に責任を持っています
そして、その図面通りに施工されているかどうかを検査してくれるのが「第三者機関」の検査員

決して間違ってはいけない責任のありかだと私は思います


ブログ一覧へ戻る