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2024年3月11日 日々の生活

エアコンの決め方

引き渡しまじかの下見の家で少し問題が発生。
エアコンの納入額では家電量販店にはどうしてもかなわないことが多々あります。
量販店は大量に仕入れていますからね。そりゃぁ金額ではかないません。
ただし、量販店はあくまでも電気屋さんで建築のほうは本職ではありません。
なぜ、この畳数の大きさのエアコンをここにつけるのかを理解をしてくれないことが多々あります。

「この大きさの部屋にこのエアコンでは小さすぎる」
よく言われます。
量販店側からすると、十分に部屋が冷えなかったり、温まらないとクレームになるため、大きめのエアコンを勧めがちです。
ただ、エアコンに「何畳用」とありますが、この畳数ってどんな部屋の状態の畳数なんでしょうか?マンション用?木造?角部屋?など建物の条件によって変わるはずです。
さらに言えば、断熱の等級によっても大きく変わるはずです。
ちなみに、このエアコンの畳数は「無断熱の状態」の部屋を基準に定められた畳数だそうです。

なので、断熱性能の高い家でエアコンに表記されている畳数のものを取り付けると大きすぎます。エアコンって大きければよいというものではなく、ちょうどよいものを選定しとかないと余計な電気代がかかります。
そのため私は、その対象の部屋で何度の状態を保つときにどれほどのエネルギーが必要なのかを計算したうえでエアコンの大きさを決めています。なので、エアコンの大きさについては根拠があります。
いつかこの家の断熱等級はいくつですか?と量販店から質問されてみたいです。


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