注文住宅は何から始める?決めることをリストで詳しくご紹介
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
注文住宅を叶えたい!いつから動くべき?
注文住宅とは、工務店やハウスメーカーに依頼し、間取りや設備、内外装を自由に決めることのできる家のことです。
そして、家づくりのスタート時期は、それぞれの家族によって異なります。
たとえば、お子さまの小学校入学までに完成させたい場合、少なくとも2〜3年前から動き始めるのが理想です。具体的には
- 3年前〜:情報収集を開始
- 2年前〜:施工会社や土地を選定し契約
- 1年前〜:間取りや内装・外装などの詳細を決定
- 8ヶ月前〜:着工・工事開始
家の大きさやこだわりによってスケジュールは変わりますが、大まかな流れとしてはこのようなイメージかと思います。
家族でどのように暮らしたいかということを考えながら、余裕を持ったスケジュールを組むことが理想的です。
注文住宅は何から始めるべき?まずは準備期間に情報収集を行う
注文住宅では「事前の準備」をするかしないかで家の完成度が変わります。
「ああしておけばよかった」ということが全くない家は無いと思いますが、準備をしていれば、そのようなことを減らすことができるはずです。
今回は、注文住宅を建てる際に次のようなことに気を付けて準備をしておくと良いポイントをお伝えして参ります。
目次
どんな家が理想かイメージを固める
家づくりの第一歩は、家族で建てた家でどのように暮らしたいか?を考えることだと思います。最近では色々な方法で情報を入手することができます。
- SNSを活用:InstagramやPinterestで「#注文住宅」「#家づくり」といった内容で検索するといろいろな情報が得られます。情報がた くさんありすぎるため、沼にはまらないようにいたしましょう(笑)
- 住宅展示場や完成見学会に行ってみる:実際の建物を見ることで部屋の広さが感じ取れたり、住宅設備(キッチンやユニットバス、トイレなど)は写真で見るだけではわからない質感や操作性を感じたりすることができます。
- 友人や家族の意見を聞く:身近な人の経験談はとても参考になります。
このようなことから、「どのような暮らしができるか」が何となくイメージできてくるかと思います。
資金計画を立てる
住宅展示場にあるような建物をだれでも建てられるわけではありません。
いくら良いと思っても、予算に見合ったものでなくては家を建てることはできません。
そのためには「資金計画」は重要です。
自分の手持ちお金の中でどれだけ家づくりに充てることができるか?
その足りない部分は住宅ローンで賄うことになります。
その際に、銀行はいくら貸してくれるのか?
両親や親せきからの援助は受けられるか?ご両親からの援助があったり、土地の提供があったりすれば、資金計画は変わります。
自分の準備できる資金の中で家づくりを行う必要があります。
また、家を建てる時に、家そのもの以外にもお金がかかります。
保険や、税金、土地の地盤調査や外構などといった「諸費用」はかなりの金額になります。概算で400万円ほどかかると考えておいた方が良いかと思います。
そして、家自体の金額+諸費用の総予算を準備しなければいけません。
実際に、銀行が貸してくれる金額を生涯にわたり返していかなければいけないのですから、ファイナンシャルプランナーといったお金のプロに相談することもおすすめします。
家を建てたい地域を決めて土地探しを行う
家族での暮らしを思い描くうえで、家を建てる土地も重要です。
その土地選びで重要なポイントが
- 生活の利便性:学校やスーパー、公共交通機関、病院へのアクセス。
- 安全性:治安や災害リスクを考慮。
- 周辺環境:近隣の雰囲気
東広島の学校区や安全性の目安になる「ハザードマップ」は
https://www.sonicweb-asp.jp/higashihiroshima/
こちらで確認することができます。
土地は実際に訪れて、まわりを歩いて回ってみることが重要です。
車が停めやすいか?電柱の位置が邪魔にならないか?など細かいことにはなりますが、ゴミステーションの場所なども把握しておくことも重要です。
契約から着工まで施工会社と綿密に打ち合わせを行う
施工会社を決めて、打合せを重ねることが重要です。
施工会社を決める
自分たちの家づくりを実現してくれそうな会社と出会う必要があります。
そのためにも見学会に参加したり、SNSを活用したりして多くの建設会社の情報を集めておく必要があります。
施工会社を決める中で、大きく分けて下記3つの分野で検討をするかと思います。
・大手ハウスメーカー
・地元の工務店
・設計事務所
それぞれに下記のような魅力があるため、ご自身の要望にあった施工会社を選択することが重要です。
ハウスメーカー:短期間での完成や充実した保証が魅力。
地元工務店:地域密着型の柔軟な対応とコストパフォーマンス。
設計事務所:デザイン性の高い家づくりが可能。
間取りを決める
間取りは、それぞれの家族のライフスタイルによって「使いやすさ」と「暮らしやすさ」が変わってきます。そのため、以下の点を考慮して間取りを検討していきましょう。
- 部屋数と用途:必要な部屋数や用途を考え、将来の家族構成の変化にも対応できる柔軟な計画をしておきましょう。
例えば、子どもが独立後に間仕切りを取りのぞけるようにしておく、あるいは、子供の成長に合わせて部屋を間仕切ることができるよう にしておくなどがあげられます。
- 動線の設計:家事動線や生活動線を考慮した計画を立てる。
キッチンから洗面所、浴室までがスムーズにつながる動線設計は時短にもつながりまし、リビングを中心にした「回遊動線」は家族が顔を合わせやすくなる設計です。
- 収納スペース:収納は各部屋に十分確保するだけでなく、ウォークインクローゼットやシューズクローゼット、パントリーなど、目的別の収納が確保できると便利です。
水回りを決める
水回りは、家の快適性に直結する部分でもあり、機能性のほかに意匠性も気にかけたい場所にもなります。
- キッチン:
アイランドキッチン、L字型、対面式などどのようなキッチンを選択するかでLDKの計画が大きく変わってきます。
その他にも、食器洗い乾燥機、IHクッキングヒーターにするかガスにするかなど決めることが盛り沢山。
- バスルーム:
- 広さや浴槽の形状、床の滑りにくさなど安全も重要です。
浴室暖房乾燥機など、プラスアルファの機能もありますが、本当に必要な機能かを考慮する必要があります。
- 広さや浴槽の形状、床の滑りにくさなど安全も重要です。
- 洗面所・トイレ:
- 二人同時に使える広めの洗面台は朝の混雑を解消してくれます。
- トイレは収納棚や壁紙で雰囲気を整え、掃除しやすさも重要です。
内装を決める
内装は弊社のように自然素材を使うことで、家の雰囲気を作るだけではなく室内の快適性にも大きく影響します。
(自然素材にこだわる家|東広島市で注文住宅の新築戸建て・リフォームをお探しなら ホームクリエたくみ)
- 壁材:
自然素材である「珪藻土」を使うと調湿作用やにおいの軽減に期待ができます。「漆喰」には調湿作用や殺菌の作用もあります
-
- キッチンや洗面所、トイレなどには「キッチンパネル」セラール | アイカ工業株式会社など汚れにくく、掃除もしやすい素材がおすすめです。
- 床材:
- リビングやダイニングには温かみのある無垢材をお勧めしています。
費用は変わりますが、好みの樹種を見つけてみる楽しみもあります。 - トイレや洗面脱衣など水回りはタイルカーペットやクッションフロアーといった水に強い素材を使うこともあります。無垢のフローリングでは、水に長時間触れると変色してしまう場合があるため、そのようなことが気になる方にはお勧めです。
- リビングやダイニングには温かみのある無垢材をお勧めしています。
- 照明:
- 天井照明、ダウンライト、間接照明など、明るさだけではなくデザインも家のデザインに影響します。特にダウンライトを採用する場合は、ON/OFFのみの機能以外に調光機能があるものを部屋によっては持たせる必要があります。ON/OFFのみですといわゆる「豆球」的な機能がないため、薄暗い状況が作れなくなります。
外装を決める
外装は住まいの「顔」。見た目のデザインとともに耐久性やメンテナンスのしやすさも重要です。
- 外壁:
- タイル、サイディング、塗り壁などの種類があり、それぞれの特徴を理解があります。費用以外にも「対応年数」「メンテナンス費用」を考慮して検討します。
- 屋根:
- 瓦、スレート、ガルバリウム鋼板など素材があります。地域の気候や条件を考慮して選びましょう。
- 玄関周り:
- ドアのデザインや色は家の印象を決める大切なポイント。
- 室外灯やポスト、インターホンも重要になります。
これらを決める際、実際にサンプルやショールームで実物を見ながら検討することをおすすめします。特に色や素材は、写真やカタログだけでは分かりづらい場合があるので、家族全員でしっかり確認しましょう。最終的に自分たちが納得できる家づくりを目指して進めていくことが大切です。
外構を決める
外構を決めるうえで一番重要なのは「車を何台止めるか?」です。
必要なスペースを確保してから初めて家を建てることのできる広さがきまします。
その後、進入路から玄関へのアプローチ、植栽、ポストなどを決めていきます。
家の向きや位置を決める
家の向きによって、その家の日あたりが決まります。ソーラーパネルを採用するのであれば南に屋根を流すと発電効率は高くなります。
北側に大きな窓をつけると冬家の中が寒くなりがちになります。
しかし、北側に良い風景が広がっているのであればその風景を取り込めるような断熱計画と設計が必要になります。
本契約・本審査を行う
家づくりを進めるには、土地や建築請負契約の締結が必要です。また、住宅ローンの本審査もこの時期に行います。スムーズに進めるために、必要書類や契約内容を事前に確認しておきましょう。
売買契約を締結する
設計内容と予算に納得ができたときに、工事を請け負う建設会社と「工事請負契約」を結び、家の着工に向けて進みだします。
住宅ローンの本審査を受ける
工事全体の資金計画をもとに、銀行で住宅ローンを組む必要があります。
そのために、お施主様には銀行に必要書類(源泉徴収票など収入が確認できる書類、健康保険証、運転免許証など本人確認ができるもの)を添付してお金が借りられるかの審査を受ける必要があります。
着工から完成までは新生活に向けて準備を行う
工事が始まると家が形になっていきます。この期間に行うべきことを整理しましょう。
地鎮祭・上棟式などを行うのか決める、近隣へ挨拶回りを行う
地鎮祭や上棟式を行う場合は、施工会社と相談して準備を進めます。また、工事が始まる前に近隣住民への挨拶も忘れずに行いましょう。
定期的に現場見学を行う
定期的に現場を訪れ、進捗を確認しましょう。気になる点はその場で施工会社に伝えることで、後からのトラブルを防げます
火災保険の加入やライフラインの手続きを行う
住宅ローンを組む条件として火災保険の加入があります。どこの保険に入るかは自由なので、銀行で進められるものや、保険会社の商品などの条件を比べてみて加入することをお勧めします。
建物の完成に立ち会い、確認する
建物の完成後、引き渡される前に施工会社との立会いの下、一通り図面通りに建物が完成したかを確認します。そこで、気になるところは話し合いましょう。
引き渡し・引っ越しを行う
建物が完成後、家が施工会社から引き渡されます。
その後、引っ越しとなるのですが、現場作業が遅れてしまうことがあるため、引っ越しん日程は少し余裕を見た日を計画することをお勧めします。
注文住宅で決めることを考えるときの注意点をご紹介
このように決める項目の多い注文住宅ですが、その中でも特に注意しておきたい点を挙げてまいります。
諸費用分の現金が必要である
建設費の多くの部分は住宅ローンで賄うことができますが、建設費以外の諸費用の部分で一部住宅ローンでは賄えないものがあります。上下水道の分担金、契約時の印紙代などがこれにあたるため現金を用意しておく必要があります。
実際の生活をイメージすることが大切である
図面の中だけで新生活をイメージすることは容易なことだはありません。ただ、間取りなどは建設途中で変更できるものではありません。そのため、家具の設置場所などは、図面の段階で決めておく必要があります。
生活するうえで重要なコンセントの位置やスイッチの位置などは、家の骨組みができて実際に建物の中を歩けるようになってから、改めて打ち合わせをすることをお勧めします。
打ち合わせは記録を取る
言った・言わないなどのトラブルを防ぐため、メモや写真で記録を残しましょう。
メールやLINEなどでのやり取りも記録が残るため活用することをお勧めします。
ただし、やり取りの時間帯は考慮したいものです。
東広島の注文住宅はホームクリエたくみへ
東広島に拠点を置くホームクリエたくみは、地元に密着した迅速な対応を心がけています。見学会や無料相談会も随時開催中ですので、気軽にお問い合わせください。
まとめ
注文住宅は人生における一大イベント。早めの準備と情報収集、そして信頼できるパートナー選びが成功のカギです。東広島での家づくりなら、ぜひホームクリエたくみをご検討ください。電話やLINE、メールでの相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください