後ろに下がる仕事
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
上市の家の上棟ももうすぐ
玄関の土間を基礎屋さんに増し打ちしてもらう前に土間の中に断熱材を敷き詰めておかないと
土間から熱が逃げて行ってしまう。
そうならないために、コンクリートを打ち足す前に断熱材を敷き詰めなければと、事前に敷き詰めをして準備完了。の予定が、基礎屋さんが打ち込むまでに雨が降ってしまいました。
まあ、それは想定内ではあり、断熱材の隙間は気密テープを張り、テープを張りにくいところはコーキングを打って防水対策も完了と思っていたのですが、一か所コーキングを打ち忘れていたため、確認しに行くと、土間と断熱材との間に雨水が入り込んでしまい断熱材が浮いてる・・・
事前準備1人で2時間ぐらいかかった作業だったので、やった本人としては何とか一部分はぎ取って水を汲みだせないかなど、極力自分のやった仕事から「バック」したくありません。
しかし、このような場合、大抵思い切りバックして大幅にやり直した方が、結果仕事が早かったり、きれいに収まることが多くあります。
しかし、簡単にその決断には至りません。こと職人はとにかく「バック」することが大嫌い。
私も、嫌いです。
何とか、少しの補修で何とかならないか試みようとはしたのですが、あまりうまくいきそうにありません。
その時に、いつも一緒に仕事してくれてる大工さんが、「全部やり替えよう」
このように、めんどくさいことも冷静に対応してくれる人がいるととても助かります。
結果的に、事前の準備が無駄にはなってしまいましたが、のちに「あそこは大丈夫だろうか」
とずーっと気に病みながら仕事を続けていくことを思うと、思い切って断熱材全部はがして、
やり替えてよかったと思います。(結局、バケツ2杯分くらい水を汲みだしました)