
幸せな建物 北海道で出会った50年前の建物

1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。生粋の地元人で、八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学を卒業。大工として弟子入りし修行を積んだ後、6年後に独立。その後、二級建築士を取得し、設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担当し、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。 プライベートでは三姉妹の成長を見守る父として日々奮闘中。
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。生粋の地元人で、八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学を卒業。大工として弟子入りし修行を積んだ後、6年後に独立。その後、二級建築士を取得し、設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担当し、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。 プライベートでは三姉妹の成長を見守る父として日々奮闘中。

久しぶりに北海道 断熱修行
の旅の話です
この旅の中で、なんといえばよいか、
うまく表現ができないのですが
「うらやましい」と思った建物が
「旧荒谷邸」と呼ばれる
1979年に建てられた建物でした
こちらの建物は、北海道大学の故 荒谷登先生が
設計された2番目の自邸とのこと
それを、元教え子であったダギ先生が
受け継がれて住まれています
この荒谷邸、約50年も前に
建てられた建物であるにもかかわらず、
いまだに多くの、建設実務者が
見学に訪れるほど先進的な取り組みをされています
何がすごいというと、
50年も前に断熱と気密にも取り組んでいるということと、
その当時、取り組もうにも
そのような建材が開発されておらず、
あるものを使って
その取り組みを成し遂げているです
サッシはその当時、
ペアガラスというサッシも存在していたかわからないですが、
木製でトリプルガラスを作成していたり、
農業用のシートを使って防湿工事をしていたり、
どれだけ快適になるかを考えて建てられたのかが伺えます
その結果、当時の北海道の一般的な住宅の半分の灯油の量で
約3倍(約100坪)の家を
十分に快適な温度に保つことができる建物となりました
そして、何がうらやましかったかというと、
教え子であるダギ先生が
この建物の説明をしてくれる姿
この建物にどれだけ愛情と愛着を持っているかが伝わってきたこと
ダギ先生は、
「もう古い建物だから、あちらこちらメンテナンスが必要です。
でも、それも楽しみながら自分で直しています。」と
ご自分で交換した水道管などを楽しそうに見せてくれました。
快適な生活はもちろん、住まい手に
これだけ愛される建物を目の前にして
自分もこんな愛情を注がれるような建物を作らなければ
と思わせてくれる出会いでした
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