家はどこにお金をかけるべきか？

今　進行中の「上市の家」に設置するサッシは基本的にはYKKのトリプルガラスの樹脂サッシAPW430なのですが、LDKには四国は香川県で作成されているその名も「佐藤の窓」が使われます。この佐藤の窓、仕上がりの良さもさることながら、抜群の性能を誇ります。
窓の断熱性能を示す値Uw値という数字で表されるのですが、そのUw値が0.62Ｗ／m2Ｋで、国内大手メーカーの高性能トリプルガラス樹脂窓の性能(Uw値1.0前後)を大幅に上回っています。
抜群の性能を誇りますが金額額もかなりの金額になります。
家の中から逃げていく熱の多くは窓から逃げていきます。そのため、窓を強化することで、室内の環境がぐっと良くなります。そして、窓は外部から物理的な衝撃を加えない限りそうそう交換が必要なほど壊れることはありません。
このように、長く使うことができるもの、交換が困難なものにお金をかけるべきだと思います。

窓のほかに、断熱材や外壁などもこれにあたると思います。それに対して、エアコンやトイレ、照明あるいはキッチン、２４時間換気システムなどは交換が容易にできるようにしておく必要があると思います。
なので、私が計画するときは、このような設備はシンプルになるよう考えます。

長く使う家ですから、どのように使い続けるかはよく考える必要があると思います。