暑い夏、窓は開けるか、閉めるか?(2)
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
1974年10月13日生まれのO型。平和主義者のてんびん座。14歳を筆頭に、11歳、7歳の三姉妹を持つ絶賛子育て中の44歳。八本松小学校、八本松中学校、賀茂高校、福山大学卒という生粋の地元人。大工として弟子入りし修行を積み、6年後に独立、その後二級建築士を取得して設計事務所を立ち上げる。現在はホームクリエたくみで設計・施工・管理を担い、お客様が心から喜びを感じる家づくりのお手伝いをしている。
夏の暑い日、室内に入ってくる「熱さ」
この暑さの73%は窓から入ってくる。→じゃぁ、こいつを何とかすれば、室温は上がりにくいんじゃない?←正解!
でも、窓を閉めとけば熱は入ってこないってわけではありません。経験からもわかるかと思いますが、ガラスに直射日光が当たれば、当然「暑さ」は室内に入ってきます。この、暑さを室内に入れない効果的な方法は、「窓の外側で遮断する」です。
わかりやすい例が、
「すだれ」です。
すだれによって、直接日差しをガラスに当てないようにすることで、窓から入ってくる熱を83%もカットしてくれます。家の雰囲気にもよりますが、コストのことを考えても真夏のすだれの破壊力は抜群です。すだれ エライ!
すだれの代わりに、シェードやタープを使っても同じような効果が期待できます。
大きめのシェードをかけることができれば、地面の温度上昇も抑さえることができて、なお良いですね。
このような、方法で窓から入ってくる暑さを少なくすれば、室温の上昇も抑えることができるので、エアコンを使用する量を減らすことができます。
では、夏はエアコンに頼って、窓を閉め切って生活すべきなのでしょうか?
その答えは、前にも書きましたが、「外気の条件」によります。
夏の暑い時期、昼間に外気温が快適な室温よりも低くなることはめったにありませんが、夜は室温より外気温の方が低くなる日もあります。そして、もう一つ気を付けなければいけない条件が「湿度」
湿度も暑さと同じで、高い方から低い方に流れてきます。よって、湿度もある程度低い状態でないと室内の環境が悪くなります。せっかく、エアコンなどで除湿をしていても、外から湿った空気を取り入れてはよくないですよね。カビの原因にもなりますし、何といっても、体がべたべたして不快です。
室内を快適に保つためには、湿度も重要な要因です。この湿度もうまくコントロールして、快適に夏を過ごしたいものですね。